2019年度「自立支援協議会」取組み状況

「障害の有無にかかわらず、人権を尊重し、誰もが安心して暮らせる福祉文化のまち沖縄市」に向け、今年度の自立支援協議会では5専門部会+1連絡会を設け、年間を通し活動を行っております。各部会は、個別支援に従事する委託相談員や計画相談員、事業所従事者、その他関係機関、行政、基幹等で担われています。

今年度は令和1年7月24日(水)、令和2年2月5日(水)に、地域の関係機関から選出された17名の構成委員を中心とする、自立支援協議会全体会を開催。各部会からあげられた取組み状況や地域の実情報告、政策提案等について協議・確認する場として展開しました。また、沖縄市ではオブザーバー参加形式をとり、ピアや家族会、包括支援センター、計画相談員など地域の関係機関の方々も見学できるようにし、我が事として協働できる場・機会になるよう工夫を重ねております。

★【2019年度】 沖縄市自立支援協議会組織図

【2019】各部会の取組内容――――――――

❶権利擁護部会

虐待WG「虐待防止の体制整備とネットワークづくり」

やりくり上手で安心生活WG「本人のストレングスに着目した障がい者金銭管理のサポート体制を構築に向けて」

❷就労部会「障害理解と企業向け人材発見ツアー実施・報告」

❸相談支援部会「人材育成を含めた沖縄市の相談支援体制の構築-相談支援従事者人材ビジョン作成経過報告―」

❹生活部会

居宅WG「ヘルパー事業所のネットワーク構築と支援のスキルアップ研修の検討」

居住WG「住宅弱者に対する課題―貸す側が安心できる体制について各機関とのネットワーク構築―」

❺こども部会「親子の選択肢として、障がいの有無に関わらず「レスパイト」できるよう、横断的な繋がりの中で「こども」をトータルに支える体制づくり」

❻医療的ケア児等支援連絡会「医療的ケア児等の現状把握及び、各関係機関との協働体制へのアプローチ」

障害はいつ誰の身にもおきるかもしれないものです。何故障がい児(者)が困る状況が生まれるのか、社会や身近な仕組みに関心をはらい、社会的障壁を生まない地域にしていくために、今後もみなさんと共に考え、動いていけるよう、協議会活動の活性化に努めていきます。